ドイツ目線で見る、ムダ使いの三大元凶 - 1
ドイツ人の中には「見栄」に余計なおカネをかける人がいますが、日本人も「見栄」に多大なおカネをかけます。
それに加えて、私の観察では「義理」と「コンビニエンスストア」でも財布を軽くしているように思えます。この三つはムダ使いの元凶のように思えます。
- 義理は日本社会の伝統的習慣上の大きなムダ
- コンビニは日本人個人の日常的な小さなムダ(もっとも、チリも積もれば山となるから大きなムダにつながる)
このように義理とコンビニは、私にはムダ使いの象徴に見えてしまうのです。
私は少なくともこの二つに近づかなければ、金銭的にだいぶゆとりを持った暮らしができるのではないか、この点で日本人的になってはいけないと気がつきました。
義理は人間関係の潤滑油とはいえ、結婚のお祝い金、お中元とお歳暮、バレンタインデーの義理チョコ、出産祝い、香典……と、見栄もからまって「大きなおカネ」が飛んでいきます。
若い世代は携帯電話によるコミュニケーションにもおカネをかけていますが、その大半は「義理メル友」相手のように思えます。